壁打ち

感想、考察、日記、メモ等

20231015(アルセウス始めた、ゲームの大人と子どもとプレイヤーの位置関係、試される大地特有の雰囲気)

ポケモンアルセウスを始めた。まだチュートリアルの後半くらいだと思う。

 

僕がプレイを躊躇ったことの一つに、発売当時に始めた人達から「ゲーム内に出てくる大人が無責任で頼りなさすぎる、子どもに厳しいところを押し付けてる」的な感想が散見された、というのがある。

(あくまでも、僕のツイッター観測範囲での曖昧な記憶ですが)

 

子どもが理不尽な目に遭ったり、不遇な家庭環境だったりというのは僕もあまり好きじゃないので(ゲームはプレイヤーの操作で主導できる感覚があるし、ものによる)

色んな人が一斉にプレイしはじめたのもあり、(逆張り精神も含みつつ)ちょっと様子見していた。

 

 

今の印象としては、個人的には問題ない。

村社会……みたいなシーンはあるけど、最初から皆に根拠なくチヤホヤされる展開の方が違和感があるので、よくあるやつだなーと思った。

(ナリタボーイは割とチヤホヤで「フーン……」だったが、後半で主人公が何者かが分かって腑に落ちた。)

主人公が途方に暮れた顔をするからちょっと可哀そうだったけど。

 

これが例えば「現代の日常パートからの突然の空間転送で飛ばされました、僕はもう穏やかな日常には戻れず、家族や友達にも会えなくなりました」みたいな描写が強かったらキツかったと思う。

屁理屈っぽいが、導入がなんかモヤモヤした存在から発生しているので、

プレイヤーの脳内設定で「この主人公は記憶喪失で…」とか「実は現代社会に嫌気がさして飛び降りたつもりが時空のはざまで…」とか、想像の余地がある。

 

 

今後の展開で多分主人公とショウ(子ども)がなんか大人のいさかいをなんとかするみたいなことになるのであろうが、ショウはともかく主人公は僕なので別に……

 

僕は「主人公=自分」みたいな感じに認識する自己投影タイプなので、その辺りも人によって印象変わりそう。

主人公もまた登場人物の一人と認識するタイプの人にとっては、いちポケモントレーナーとして愛でることもあると思う。(僕も主人公が動物の時とかはそうなる)

それだと厳しすぎでは?になるかも。

 

 

過酷な環境で~というのは、いにしえの北海道はまあそうですよねと思った。

(何となく自分の中の「道民の驕り」みたいなのがチラついて恥ずかしい&嫌だけれども)

 

人類学者じゃないので何とも言えませんが、

北海道に開拓とか色々な目的で来てた(あるいは来ざるを得なかった)人間たちの集団、「手厚いおもてなし」なんかしていられない環境で生きてきた人々の子孫なので

「サービス三流」にはなるよな、という。

 

(今は観光地化したのでサービス業、観光に関わる人、自治体はめっちゃ頑張ってると思います。

ただやっぱりそういう分野は「このままじゃダメだ!という意識づけ」がはたらいたからこそで、

一般市民としての道民(何処とは言わないが、住んでるエリアによってもだいぶ違う)は全体的に愛想は微妙と思います。個人感)

 

 

話が逸れましたが、あまり人で賑わった所が苦手な僕にとってはむしろ居心地がいいかも。

「余所者扱い」というのも状況によっては好きだし、村が発展するとしんどいというのもある。

 

カービィディスカバリーで、ワドルディの町が発展するにつれて集団こわい……になってた&発展するほど自分の居場所と思えなくなり「ここにはもう自分は要らないな」という思考になった人間)

 

これもちょっと思考的に関連してるかなという記事。

blue-442385.hateblo.jp

 

 

今作、とりあえずプレイはできそうだ。

久々のポケモンですが、ギンガ団の知識はギリあってよかったです。

幹部の顔以外ほぼ覚えてないけど。

 

 

 

 

そんな感じでした。