壁打ち

感想、考察、日記、メモ等

20230622(自己の世界に没頭する者達のゲーム)

candleをプレイしている、面白い。

今日は行き詰まったところをカンニングしつつ、だいぶ進んだ。

色を参考にするのはよくあるが、視覚的に色が判別できない人は厳しいかもしれない。僕はシンプルに解法がわからなくて調べました。

 

candleに出てくる人物(?)は基本的に、自己の世界に没頭している。主人公テクも目的のため、他人の力を借りたりおつかいをこなしながら進んでいく。

皆寡黙で、自分のしたいことにしか興味がない。ハチミツや、絵や、キノコ等。

個人的な好みの問題だが、僕はその個々の関わりが閉じられた関係性が居心地よく感じる。

時に奔放にも見えるキャラクター達の中で、このゲームを楽しめる一つだと思う。幼い子どものような無垢な動機というか。

 

同様にというか、人との繋がりより個々の目的に向かっていくゲームでいうと『Blasphemous』の人々や『星のカービィ』シリーズのカービィとかもそうだと感じる(世界観が違いすぎるけれども…)。

 

世界を救おうとか人類を救おうというより、まず自身の目的があり、たまたまその延長線上に世界の救出があったりする。

意識してよい方に向かわなくても、おのずと個々の信じることを突き詰めれば然るべき場所に到達できるはず、

と期待している点では、ある意味で性善説的な考え方かもしれない。

 

そういう雰囲気のゲームの主人公は愚直、素朴、ある時は大胆。そして沈黙(無感情ではない)している場面が多い気がする。

そういう存在に憧れて、自己投影して遊んでいるのかもしれない。

 

 

そんな感じです。