壁打ち

感想、考察、日記、メモ等

20230716(見積もり、ダンドリ、僕。)

ピクミン4体験版をプレイした。ストレスなく遊べそうだし、洞窟があるのが嬉しい。

何よりオッチン(宇宙犬)がかわいい。

 

ピクミンシリーズは、小学生の時に1と2をプレイしているがきれいな形でクリアはできなかった。

どちらもなんとかエンディングは見たが、それまでに30日で脱出できなかったり(怖くてエンディングは見てない)、オタカラ全回収もできていない。

当時よりはゲームが上手くはなっているだろうし、仕事でそれなりにマルチタスクを求められることもあったから、その辺は昔よりうまく立ち回れるだろう。

 

 

======

問題なのは「ダンドリ」だ。ただマルチタスクをこなすだけではなく、時短や計画性、人員の選定等でより効率をあげる、ということだ。

ごく個人の問題としてこの「ダンドリ」は、ゲームを投げ出す可能性を高める行為だ。

 

それは何故か。あくまでも僕個人の問題である。

脳内のシミュレーションに対して実行速度が遅い。

実行速度の遅さと初動の判断ミスを脳内の自分が指摘する、もっと早くやれと急かす。焦る。

脳内では「最高効率をじっくり検討したい」「何も考えず手を動かした方が結局早い」が拮抗する。

疲れる。

 

これはピクミンシリーズに限ったことではなく、例えばFF3で終盤にジョブ(職業)が増えたときも近い理由で投げ出した。

ジョブには熟練度があるため、新規に追加されたジョブは高性能だが熟練度を上げる必要がある。

それなら以前から使っている熟練度の高い戦士・黒魔・白魔等で進む方が結局はいいのではとか思う。

 

小学生の私は悩みに悩み、ゲームそのものを諦めてしまった。(クリスタルタワーの厳しさもあったかもしれないが…)

今なら攻略を検索したり、まあとりあえず進んでみるかと思えたが、1日○時間とゲームに時間制限のある子どもには効率を嫌でも考える必要があった。

脳内で使ってみたいジョブが浮かびつつ、熟練度を上げる程の時間を費やすのは躊躇われた。結局そう考えているうちは、ゲームそのものは上の空なのだ。身に入らなくなり、やめてしまった。

 

……愚痴になってしまったが、FF3自体はキャラクターや正統派なRPGとして好きだった。

ただ脳がパンクしてしまっただけの話だ。

 

 

======

常に急かされている状態で未知のエリアになにがあるか推測し、「見積もり」をたてる。これもダンドリよくするための要素の一つだ。

 

僕は見積もりというのも苦手で、致命的に目測がズレる。理由はよくわからない。

 

例えば処理すべき書類が目の前にあって先輩から「なにか手伝う?どのくらい進んだ?」と聞かれたとする。

その時僕の脳内は「今している作業の中断」「対人モードへの切替」「目の前の書類が何センチの高さがあり、どのくらいの“濃度”の作業が想定されるか」を並行処理する。

先輩に3センチ手伝ってもらい、自分は7センチやる。そう決めて実行してみると、やはり作業のズレで二人のどちらかに比重が偏ったりして、申し訳なくなったり焦ったりする。

意識付けでもやる気でもどうにもならないようで、何年経ってもこういう引き継ぎを伴う処理は苦手だ。

 

結果積み残しを一人でなんとかするのが一番早く、後腐れがないと思った。

自分を追い込んで心身を壊して(理由はそれだけではないものの)仕事をやめることになったのだが。

 

 

======

まあ、ダンドリといいつつ今作では時間制限も無さそうだし、失敗したらやり直してもいいやという自由な時間がある。もう大人だから。

 

オッチンが異星の環境で巨大化して宇宙船に乗れません、ここに置いていきますになったらいやだな。それだけを危惧している。

 

 

以上です。