壁打ち

感想、考察、日記、メモ等

20230604(春の焦燥感は環境の変化が無くてもあるのか)

ここ数年、春に異動になったり退職したり無職のままだったり(無職時代は常に焦燥感と虚無感という感じだった気がする)、「社会に組み込まれている人間状態」かつ「環境が変わらない」という状況が無かった。

今年は去年と同じ春…というか、そもそも異動のないことが「あらかじめわかっている」という点で、そこは安定していた気がする。

 

それでも、春の焦燥感はやってきた。何かしなければとか、新しいことを始めてみてはどうだろうとか、それ自体に興味や楽しさが付随していればいいが、春の焦燥感にはそれはない。脳が「これ面白そうだよ!」と進めてくるが、体はぼんやりとそのアイデアを手にしたまま、棒立ちになっている。

常に泳ぎ続けなければいけないタイプの魚みたいな状態。立ち止まって考えたりができない。休息は次の行動との間隙でしかなく、回復している気がしない。寝ながら歩いたり、覚醒したまま睡眠をとるような感覚がある。

 

環境の変化さえなければ、こういう焦燥感は消えるか軽減されるものだと思っていた。春の不調(寒暖差等)の原因もわかったし、今年は落ち着いて春を通過できるものだと思っていた。6月に入ったが、結局今回の春も流されるまま振り回されるままに終わった(というかまだ続いている)。

 

この世に存在していくのは本当に難しい。

 

 

 

そんな感じです。