春になったのに、雪が降った。北海道ではGWくらいまでは珍しくない。
でも今回は、雪解けが早すぎたからとても驚いた。
僕が生まれたとき、春なのに雷が鳴りみぞれの降るような嵐だったらしい、というのを思い出す。
こんな嵐のなか生まれるのかとか、母は血が止まらなくて大変だったとか。
父は看護士さんに帰ってもよいと言われ、別の看護士さんは帰るなんて薄情な旦那だねと言ったとか。
もしも母に何かあったとしたら、僕は母を殺したのだと一生悔やんだだろうか。
あるいは母子手帳に残っていた記録を見て、担当医に復讐したのだろうか。
司法によってか、あるいは…。
※母は健在だし、きっと大丈夫だったのだろう。僕の陰湿な性格とか、思い過ごしだ。上記のことはただの事実を僕が妄想で盛っただけなはずだ。
因みに僕の誕生日は今日ではない。
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過去に観たことはあるのだが、『落下の王国』を観たらまた『ザ・セル』を観たいと思った。曖昧な記憶をもう一度、落下の王国を観た上でさらに、何か思うことがあるのではと。
こういう精神状態で観る映画ではなかった気がする。
僕が覚えているのは犯人のボディサスペンションのシーン、例の輪切りのシーン、洗礼のトラウマを抱えていた?というシーンくらいだ。僕は犯人の青年に同情した、ような気がする。
僕は少しほっとした。今観るべきではなかったのだと思うことにした。